良質な洋画字幕を求めて 字幕問題資料棚 / 『ロード・オブ・ザ・リング』 / [English](by Herbalist)


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連絡室が保存する字幕問題資料Index

squea 『ロード・オブ・ザ・リング The Lord of the Rings』(2002/05〜2005/03、のべ4000署名)
squea 『マスターアンドコマンダー (Masrer and Commander, M&C)』宣伝問題(2004/03、106署名)
squea 『オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)』映画字幕問題(2005/03-09、595署名)
squea 『キングダム・オブ・ヘブン』(Kingdom of Heaven)映画字幕問題(2005/07-11、3825署名)

【生ログ】「連絡室」のこれまでの字幕検証と議論

1) 2002/06-2003/04の掲示板(ログ閲覧・検索可能)
2) 2003/05-2005/04の掲示板(ログ閲覧・検索可能)
3) □2005/04-2006/01の掲示板(ログ閲覧・検索可能)
4) □2006/02-の掲示板

2007/05/02/最終更新byゴン@管理人 Valid HTML 4.0! Valid CSS!
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leftThe Lord of the Rings 字幕改善資料 right

『ロード・オブ・ザ・リング』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
    監督:Peter Jackson
    製作:New Line Cinema
    配給:日本ヘラルド映画株式会社(2004より角川グループ)
    日本語字幕:戸田奈津子
    字幕協力:田中明子、評論社

Index (重要資料に★)

1.はじめに

★ここの改善運動の前提

略語一覧

2、LOTR字幕改善運動の経緯

◆出来事まとめ

 ★時系列による一覧表

◆LOTR字幕でいったい何があったのか(管理人視点)

 字幕改善連絡室ができるまで
 このサイトができた頃(2002/03-06)の概況
 日本ヘラルドへの個人質問状について(2002/06-07の概況)
 ピーター・ジャクソン監督に手紙を出そう!連名(2002/06-09の概況)
 FotR-DVD/VHS字幕のこと
 TTT/RotKによい字幕を!署名とその前後のこと(2002/10-2003/04)
 ★TTT試写会に行ったこと(2002/01/17)
 掲示板へのアクセス数
 会計

3、資料棚

◆マスコミ記事

 マスコミの字幕改善運動関連記事リスト
 関連住所リスト
 ★数量データ

◆主要記事ミラー

 2002/06/13ヘラルド公式発表
 2002/12/25ヘラルド公式発表
 2003/02/13ヘラルド公式発表
 2002-2003 TORn(海外大手ファンサイト)掲載の字幕関連記事
 ★サックビル・バギンズ氏作成 FotR字幕問題点指摘一覧(txt)(html-156kb)
「指摘一覧」は容量が大きいので、テキストファイルを右クリックで保存していただき、お好きなエディタで開いてご覧になるのをお勧めします。

◆他サイト上の重要資料

 ロード・オブ・ザ・リング THE LORD OF THE RINGS 字幕問題に関する資料庫(ar氏)
 誤訳の再英訳(ハーブ氏)

◆字幕への生の声と、字幕検証・代案

 『PJ監督に手紙を出そう!』で送付した書類/『TTT/RotKによい字幕を! 署名』で送付した書類/『TTT-SEEご意見箱』で送付した書類/RotK-DVD意見書として送付した書類/それぞれhtml, pdf, MSword, txtでダウンロード可
 作成した書類一覧へ

◆主催企画ページ

 TTT-SEE字幕の「ご意見箱」(終了)
 2002-2003年冬・TTT/RotKによい字幕を!署名/ご意見箱(終了)
 2002年夏・PJ監督に手紙を出そう(終了)

◆行動企画・上の書類作成のための生議論

 【1】2002/06-2003/04の掲示板
 【2】2003/05-2005/04の掲示板



1、はじめに


ここの改善運動の前提

●「ふさわしい字幕で、自分の好きな映画作品を観たい!」という気持ち、作品への愛が運動の原動力です
●無給です(ボランティアです)
●できる人が、できる時に、できることをします(英語の得意な人に英文手紙を書くのを手伝ってもらったり、といったように。しかし、個人生活の波がありますから、一度したからといって、同じ人に何度も期待するわけにはいきません)
●自分で考えて自分で動きます(全体としてより効果的な字幕改善運動になるように、情報交換しています)
●これまでに、何度か署名取りまとめなどをしています。企画や提案もお待ちしています。
字幕改善運動の考え方の大前提としては、「agree to desagree」、
ここでの字幕改善運動は、何人もで協調して行ってきています(得意分野がそれぞれに違い、さらに字幕検証を成立させるまでの作業量が多いので、協力が必要になっています)。作業場にあたる掲示板では、来る者は拒まず・去る者は追わず、そのときに危機意識を持った人たちの空いた手によって、次の行動の計画・議論・実際の作業をしてきました。
と、こうした協調した行動を取ってはいますが、字幕に対する評価や、行動の原動力は、個人的なものだと思います。 何人もで協調した行動を取ってきていますが、字幕評価の内実は、一人ずつ少しずつ違うと思います。
大前提として、違いを「ある」と認め、その違いを尊重しています。これはあたりまえのことなのですが、外から初めて来てここを見た人にはわかりにくいかと思い、この大前提を改めて書き記しておきます。
その違いは「温度差」という言葉でもこれまで話題に上ってきました。
連名手紙を書く場合には、そうした異同を超えて合意に至ることができる、字幕改善希望リストや手紙文を、有志たちが作成してきました。
字幕作家への誹謗中傷にはならないように、「字幕検証」には手間と時間をかけます。

「ボランティアは月光仮面たれ」という言葉を聞きました。災害等の場合ですが…
 1.自分の面倒は自分で見る。
 2.できることをやる。
 3.仕事が終わったら、長居せずにさっさと去る
 4.感謝を期待しない。
だそうです。私もこころがけます。(3はインターネット活動の場合、当てはまらないかも。皆さんが長くいてくださること希望。)

LOTR字幕改善運動の経緯は、このサイトではここ「入口」にまとめてあります。
経緯だけでも今となっては膨大になってしまい読みづらいかとは思いますが;;
LOTR字幕改善運動から導き出された字幕改善マニュアルやFAQは「案内」をごらんください。
今後は、洋画字幕全般の質の向上を求めていきたいと希望しています。そのためにあなたも力を貸してください。私(ゴン)一人ができることは、場所の提供や署名フォームの設置など、テクニカルな側面ぐらいです。


略語一覧

このページでは、次のような略語を使っています。

「ロード・オブ・ザ・リング」関連
LOTR: The Lord of the Rings「ロード・オブ・ザ・リング」映画邦題では、「The」「s」がなく、タイトルニュアンスが変わっているので、ファンの間ではLOTRと好んで略されている。
FotR: The Fellowship of the Ring 第1部。訳本タイトルは『旅の仲間』、映画名称は『ロード・オブ・ザ・リング』
TTT: The Two Towers 第2部。訳本タイトルは『二つの塔』、映画名称は『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
RotK: The Return of the King 第3部。訳本タイトルは『王の帰還』、映画名称は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
PJ: Peter Jackson 映画監督
WETA: 特撮工房
NL:ニューラインシネマ 制作会社
TORn:海外大手ファンサイトThe One Ring.net
CE: DVD 「コレクターズ・エディション」(劇場版と同じ本編が入っている)
SEE: DVD 「スペシャル・エクステンデッド・エディション」延長版(延長版本編2枚、コメンタリーなど2枚の4枚組)


2、LOTR字幕改善運動の経緯


時系列による一覧表

劇場公開・DVD発売 字幕評価 改善の働きかけ 反応
2002/03/02/
「ロード・オブ・ザ・リング」(第一部・FotR)劇場公開
非難ごうごうで改善運動が始まる→◆経緯
どんな誤訳があったか?→◆問題点指摘一覧(txt)(html-156kb)(サックビル氏制作資料のミラー)/◆誤訳の要約・訂正字幕比較一覧(ar氏)/ 誤訳を英語で伝える→◆誤訳の再英訳(ハーブ氏)
・個人的に……「嘘をつくな」「突っ込め!」「まだ友情があるだろ」等で映画を誤解。脚本を見て、オリジナル英語脚本・演出から逸脱し、人物像・世界観をゆがめている(字幕が脚本を離れて創作している)。
ヘラルドへ個人質問状三往復
◆ヘラルド宛サックビル氏より1281署名送付
ヘラルド、PJ、NL宛レイチェル氏より900余署名送付
◆サックビル氏にヘラルドより返答あり(サックビル氏個人宛て・署名者に公開不可!)
マスコミで次々に「字幕問題」が取り上げられる
06/13ヘラルド公式発表で、DVD/VHSでは文字数緩和のため字幕の見直しが約束され、「田中明子氏・評論社が『協力』」者と明記される(実作業は監修といっていいような)
2002/06/23/ 当字幕改善連絡室オープン
・個人的に……ヘラルドが今ひとつ判ってないっぽいので上(海外)へ話を持っていこうと思う
ウェブリング開設
PJ/NLに手紙を出そう!
-
2002/09/21/「ロード・オブ・ザ・リング コレクターズ・エディション」(第一部・FotR-CE)レンタル開始 10/02発売 ・「嘘をつくな」など多数が直っていた。ファンの評価は割れた(もう充分/いやまだまだ)。→検証
どこがどう直ったか?→◆訂正字幕・比較の一覧(ar氏) / 改めて見る全貌→◆数量比較
- ◆白い都氏が個人手紙の返事を脚本家フィリパ・ボウエンズさんから受け取る
2002/10/09/「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(第二部・TTT)新予告

2002/10/10/「ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション」(第一部・FotR-SEE)発売

・個人的に……再び焦燥感に火がつく。予告では第一部と同じ、「指輪のせい(せいに傍点)かな?」の呑気な繰り返し。SEE追加字幕にも、直った部分とのギャップを感じる。
ファンの反応には温度差あり。
字幕検証+脳内字幕提案(ハーブ氏)
TTT/RotKによい字幕を!署名
WETA気付PJ,NLなどにメールで訴える
監督が日本の字幕翻訳者交代を発表! 戸田奈津子氏降板。
上の発表は即、サンデー毎日記事、TORN記事などに。
12/25しかしヘラルド発表があり、先の監督発表は幻に。公式BBSに抗議書き込みが殺到し、年始まで閉鎖される。
WETAからメール返信あり。
2003/2/22/「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」劇場版公開 「TTT本編の字幕は、第一部劇場字幕より格段に、さらに全体としてDVD修正字幕よりも上の水準で出来上がっている」
01/17/TTT社内試写に招かれ字幕に対する意見を提出
◆ハーブ、ダイン、ゴンを試写会に招待
02/13ヘラルド公式発表で、NLも協力していることが公表された。
「プレミア」も字幕問題を取り上げた
2003/10/01/「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」CE発売 字幕検証
◆発売に先駆けて2003/04/14/TTT-DVDのための意見提出 劇場版から何箇所か修正が入った。DVD字幕に向けて出した意見書が、部分的に採用・不採用の結果となった。
2003/12/03/「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」SEE発売 ・発売と同時に「字幕が酷い!」という声が即座にネットを席捲する事態となった。日ヘラの説明によると、劇場部分と同じように「協力」付きで追加部分字幕も作成したというが、それを素直に信じがたいほど、追加部分に不適切な訳が固まっていて、ギャップを感じた結果が、「字幕が酷い」という声になったと思われる。
字幕検証(#80に関連ツリーまとめあり)
TTT-SEE追加分全字幕
具体的指摘リスト(12/18ヘラルド宛送付)
TTT-SEE字幕の「ご意見箱」設置
12/18第1回送付
01/06第2回直参
-
2004/02/14「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」劇場公開 「誤訳と呼べるようなものは見当たらないばかりか、TTT試写会の時よりもさらに配慮と努力の跡が感じられる、良質の字幕である。」問題と感じられた部分はおおむね、文尾の表現方法に限定された。
「字数制限が緩和される」DVDに向けて字幕検証。意見書作成ツリー:総括,1,2,3,4,5,6,7,指摘各論,送付文検討,前置き手紙文
01/06/RotK社内試写に招かれ字幕に対する意見を提出 ◆ハーブ、ダイン、ゴンを試写会に招待
2004/8/4/「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」CE発売 字幕検証
発売に先駆けて2004/4/12◆DVDへの意見書提出 修正された字幕は二箇所
2005/2/2/「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」SEE発売 ヘラルド社の、劇場部とDVD/VHS部の部署違いの断絶、意見書や手紙郵送後のなしのつぶてっぷりが事前にあり、再びTTT-SEEのような、追加部分だけが悪質に浮き上がるキマイラ字幕が懸念され警戒心が沸いた
・TTT-SEEのような、「字幕が酷い!」という一報が駆け巡る騒動にはならなかった。
・検証すると、誤訳はないが、不適切な字幕は出現したと言える。
-
DVD特典映像中コメンタリーでは、脚本家が、日本語字幕を再英訳してチェックしているようすが映っている。監督・脚本・ディレクター・WETA・大手ファンサイトの他、DVDを購入した人が、広く字幕問題の顛末を知ることになった。new


字幕改善連絡室ができるまで

 字幕改善連絡室は、洋画字幕全般の質を考える情報交換の場(掲示板)と、資料保存の場です。洋画字幕に注目するWeb Ring(2003/05/05/FotR字幕抗議Ring改題)も主宰しています。

 2002-2003/05までは、ここは映画The Lord of the Rings「ロード・オブ・ザ・リング」第1部The Fellowship of the Ringの字幕の問題を指摘・考察・抗議し、改善を求める消費者運動の連絡所・情報交換所・作業場でした。2002/7/6から字幕抗議ウェブリングも主宰しています。
 このページでは、映画脚本への尊重がある字幕で「第2部 二つの塔」「第3部 王の帰還」を観られるように、配給会社の日本ヘラルド映画株式会社を監視し、ピーター・ジャクソン監督やニューライン・シネマ等に日本の字幕問題について嘆願を行いました。そのための資料作成・情報交換などを行いました。

 少なくとも第3部の公開まで、当ページは存続します。(→第3部の公開終了しましたが、DVD/VHSや放映等で、新たにLOTRファンになり、このページにたどりつく方もみえます。保存ページとして存続します。2005/05/13)

 このページ、参照URLページ、リングエントリーページ、連絡室内の全ての記事はリンクフリーです。確認、連絡は不要です。よかったらページトップのバナーをお使い下さい。


このサイトができた頃(2002/03-06)の概況

 2002年3月に、「ロード・オブ・ザ・リング」第1部が日本で公開されました。世界中で大ヒットとなったこの映画を、日本では多くの人が字幕を頼りに見ました。字幕スーパー版を見た人と吹替版を見た人との感想があまりにも違うことや、英語をヒアリングできる人の感想などから、字幕スーパー版に脚本から離れた字幕がついている問題が意識されました。
 映画を愛するファン達の自発的な行動によって、字幕をメモ書きしたもの、吹替を聞き書きしたもの、また英語脚本などを資料として、「どんな字幕がついていたか」「脚本と字幕とが、どんなふうに違うか」「意訳を越えて、脚本をまるきり変えてしまうような誤訳にはどんなものがあったか」などを討議してきました。
 この地道で綿密な作業と平行して、3月半ばに公開質問状が日本ヘラルドに送られるなどのいちはやい動きもありました。回答と併せて公開されています。

 誤訳が明らかとなった4月から、字幕に抗議し改善を要求する署名が集められました。代表者サックビル氏から5月末に1281名の署名が、配給会社である日本ヘラルド映画株式会社に提出されました。代表者Ms.Rachelから6月半ばに900余名の署名が、日本ヘラルド映画株式会社、配給元であるニューライン・シネマ、ピーター・ジャクソン監督に送られました。
 また5,6月には、月刊誌「サイゾー」「週刊文春」「週刊ダイヤモンド」の野口悠紀雄氏のコラム「超」整理日記などに相次いで、消費者の抗議運動として紹介されました。

 こうした抗議行動を受けて、6月13日に「ロード・オブ・ザ・リング」公式ページに、字幕に関する日本ヘラルドの今後の方針(該当テキストは上書きされたため、リンク先は黒きヌメノール人さん保管のミラー)が掲載されました。
 第1部に引き続き、字幕作成は戸田奈津子氏が担当し、原作訳者の田中氏と、原作出版社の評論社が協力することが明記されました。また、字幕抗議署名などについては一切触れられず、自社の掲示板で意見を収集した結果、DVD/VHSは劇場版字幕スーパーよりも字数制限が緩いので、字幕を修正する、と書かれています。
 この発表をどう解釈するかは人それぞれです。
 こうした方針が掲載されたのは抗議運動の成果なのでしょう。しかし日本ヘラルドは、誤訳があったことを認めてはいません。不良品である字幕をつかまされた消費者への謝罪の言葉もありません。
 さらに一方で、抗議署名に添えた公開質問状への日本ヘラルドからの回答は代表者個人宛とされ、署名した一人一人がその内容を閲覧することはできませんでした。そのために個人がそれぞれに質問状を送っていますが、必ずしも皆が誠意ある回答を得られているわけではありません。
 字幕翻訳は、字幕の女王とも言われる大御所戸田奈津子氏です。

 LOTRの字幕で、いったい何があったのか。
 誤訳問題をたとえて言えば、こんなところです。もし翻訳者が、「理解しやすくするためには、意訳が必要だ」と主張して、勝手に作品の内容を変えてしまったらどうでしょうか。たとえば『ロミオとジュリエット』で、複雑な性格づけをされている名脇役マキューシオを、「わかりにくいから」という理由で、せりふの翻訳を操作して、猪突猛進の単細胞な性格に仕立て上げてしまったとしたら。あるいは自分勝手な悪人にしてしまったとしたら。それは別の物語になってしまいます。オリジナルの翻訳としては、改ざんのそしりを免れないでしょう。実はそうした事が、映画The Lord of the Ringsの字幕翻訳で起きている、と私は考えています。
 だから、映画のファン、原作ファン、一般観客、消費者が不良品の字幕にクレームをつけています。これは消費者の権利です。個人攻撃にすりかえられないよう、留意しつつ抗議しています。

 管理人ゴンは、もともとファンサイトをやっていました。HP容量が余っていたので、サックビル氏の掲示板機能を受け継ぎました。さらに、ファンサイトのほうに、たまたま英語のできる人が来ていたのをきっかけに、「監督へ手紙を出そう!」ということになり、次第に発展しました。

 *「何が問題か」を、指輪ファンではない一般の映画ファンに向けても解説したページ。「監修」の必要性の理由。(音乃まいこ氏)
 *字幕抗議運動の経緯:『映画「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕はこれでいいの?』「現在までの流れ」(かじゅ氏)
 *どんな誤訳があったのか、具体的な箇所の指摘はこちら(arさん管理ページ)。LOTR字幕問題関連のわかりやすいクロニクルはこちら(ハーブさん管理ページ)。Enlish page is here.(ハーブさん)。

---この「字幕改善連絡室」は、抗議署名をとりまとめたサイトの一つ「魅惑のFotR日本語字幕の頁」の掲示板機能の一部が6月23日から移行しているものです。


日本ヘラルドへの個人質問状について(2002/06-07の概況)

 (2003/01/26/注:今となっては一部不適切な表現がありますが、当時はそう感じたということで資料として残しておきます。)
 代表者サックビル・バギンズ氏の抗議署名と共に公開質問状が送られましたが、日本ヘラルドからの回答は代表者個人宛とされ、署名者が回答文面を見ることはできませんでした。そこで、個人がそれぞれ自発的に日本ヘラルドに質問状を送りました。

【私的第1回目往信/返信】
 私(ゴン)は6月13日に、このような手紙を投函しました。質問内容は、代表者サックビル氏が送った公開質問状の質問プラス「署名をどう考えているのか」を箇条書きで訊ねています。署名のことを聞いたのは、好意的に解釈すればヘラルド社は、署名の圧力によって、字幕に関する公式見解を発表したと取れますが、見解の文面や署名への対応を見る限り、署名は無視されていると考えられ、社としての署名の扱いを不明に感じたからです。  これに対し、6月19日に返信を受け取りました(書類日付は6/18、消印は6/17)。文面は丁寧でしたが、しかし箇条書きの質問に対しては全く触れられず、字幕作成の大家の言葉、吹き替え版のこと(私は手紙では吹き替え版については何も書いていません)、公式ページにもあったようなDVD発売情報が3ページに渡って書かれていました。返信は、私個人宛になされ、インターネットでの公開は断られています。署名に関する事は、依然として一言も触れられていませんでした。
 また、同じ時期に手紙を出した5、6人の人達に、ほとんど同じ回答が届いていることが明らかです。私を含め多くの人は、誠意のないテンプレートの回答雛形を受け取ったと感じました。

 この日本ヘラルドからの返信の印象をたとえで言えば、××フーズとかそういうところに、「肉が変じゃないか」と書いたら、「牛を育てるのは、それはそれは大変で、日本では××先生が初めて牛を育てられ、日本人が牛肉を食べられることを感謝しなければいけません。この話は絶対に秘密です」とか返されて、「??」となるようなかんじでした。

【私的第2回目往信/返信】
この返信を受けた再質問状を6月25日に出しています。質問は、前回未解答であった項目プラス「字幕が今後どう変わるか、変わり得るのか」を知りたく、そのあたりを箇条書きで聞いています。第1回目の往信と第2回目の言葉のきつさのギャップから、ヘラルドからどんな返信を受け取ったかお察しください。
これに対し、7/8付の返信を受け取りました。厳しく項目ごとに答を求めたため、前回のような政治家の答弁よりも不可解な文章ではなく、短い挨拶文と箇条書きの返答を得ました。内容は簡潔ですが慇懃無礼ではないかと感じました。
 内容をおおまかに言うと、『消費者にお詫びするような誤訳はなかった。戸田氏は世界トップクラスの翻訳者である。今後も体勢は「協力」であり「監修」ではない。』ということでした。

【私的第3回目往信/返信】
 めげずに3度目の再再質問状を7月12日に出しています。質問は、さらに署名者の扱いについて、責任問題について、二部予告に見られた明らかな誤訳について箇条書きでしています。
 これに対する返信を7/24付で受け取りました。内容は簡潔な箇条書きで、応えているようでいて微妙にポイントをずらしていて解答になっていません。おおまかに意訳すると、『「二つの塔」の翻訳は最適の翻訳に出来上がっている。これ以上言うことはない。これが最終回答だ。これ以上聞くな。手紙は社全体の認識だが私信なので公開するな。必要があったら社のホームページに載せるのでそれで必要十分である』ということで、つまり当初の公式見解や、一通目の返信『この話は絶対に秘密です』の繰り返しの内容でした。

 内容としては公式見解より踏み込んだ事はあまりありませんでしたが、ただ3通の手紙を通して、「あれ?」と感じるディティールは幾つかありました。誤字脱字ねじれ文が2ページ程度の手紙に1つ2つは毎回あり、相手をバカにしているか注意散漫なのかと思いました。(後日注:このあたり誤解の最たる頃でした。後日、対面して誤解は解けました。人として大層すまなかったと思っています。)

 ヘラルド社に質問状を送った5、6人の人達や、また送らなかった人達と、「インターネット上で手紙を公開しない」というヘラルド社からのお願いを遵守したまま、情報交換した結果、上の考えは、より強くなり、共感され共有されたと思います。

 *もっと詳しく知りたいかたは、このあたりのスレッドを読んでみてください。
  第1回質問状と回答
  再返信の状況、質問状の公開

 と、こんなかんじでヘラルド社と書簡を3往復やりとりしているうちに、個人的には6,7月が過ぎました。

 このやりとりは、その後「海外に訴えなければ!」という強い思いをもたらしました。つまり、非常に通じないやりとりの結果、ヘラルドを信じていい字幕ができるのを座って待っていては取り返しがつかないことになる、と感じました。


ピーター・ジャクソン監督に手紙を出そう!連名(2002/06-09の概況)

 管理人ゴンは、元々、ファンサイトをやっていました。そのメインボードに来ていた人が、「私は、英語は少しはできるので、皆さんが配給会社に手紙を書いているのなら、私は監督に手紙を書こうと思います…」と言われ、「連名させてください」と頼んだことがきっかけです。連名希望者は増えていき、161人に達しました。

 配給会社と個人的に書簡のやりとりをしていた6,7月、同時に上の言い出しっぺ様を取りまとめ者として、有志たちが連絡室内で作業を進め、英語でピーター・ジャクソン監督にこの状況を訴える文面の準備をしました。内部で細部にまでわたる議論をし、さらに幾人もの目で表現チェックを経て、7月末に嘆願書が完成しました。
 8月1日から連名署名を集め、8月20日と9月10日に投函されました。PJ監督には、161名の本名と現住所での署名をいただいています。同時にニューラインシネマの二人のプロデューサーにも嘆願書を送りました。

 *企画メインページ:趣旨説明・進行報告・手紙文はこちら。MS WORDとTXTで嘆願文ダウンロードできます。
 *英語工房のハーブさんが書かれた、当時の状況説明です。
 *携帯サイトをかじゅさんが作ってくれました。


ツリー早わかり

 記事が2002/08/11現在660を超え、蓄積が膨大になってきましたので、おおまかなツリー内容早わかりを作ってみました。←その後のさらに膨大なツリーには、インデックスが作れませんでした。(その時々の作業に追われていましたから。)板の検索機能を活用してください。
嘆願書作成関連の作業&議論のツリー: 643から始まるツリー, 625, 534, 564, 584, 522, 515, 514, 480, 475, 440, 442, 357, 417, 422, 432, 450, 371, 393, 409, 352 291, 221, 241, 274, 124, 103, 52
携帯サイト関連の作業&議論のツリー: 319, 493
ページ管理関連のツリー: 642, 475, 440, 442, 417, 322, 274, 4, 203, 21, 1
情報提供のツリー: 643, 427, 409, 388, 366, 336, 252, 305, 247, 187, 52, 20, 55
予告編字幕に関するツリー: 352, 366
字幕内容に関するツリー: 254, 40, 34, 29, 87
ヘラルド社に関するツリー: 388, 100, 13, 21
評論社に関するツリー: 263, 20
雑談のツリー: 252, 254, 12


FotR-DVD/VHS字幕のこと

 劇場版字幕と比べて、大幅な手直しがなされています。ただし、ヘラルド側の手直し理由は「字数制限がゆるいため」です)。誤訳が直っている箇所もありますが、ダメなまま放置されているものもあります。この評価はファンの間でも意見が割れます(割れるのはむしろ自然。誰もが大誤訳を指摘する状況はよっぽど異常)。

 *『ロード・オブ・ザ・リング劇場版/VHS・DVD版字幕全文比較』arさんページ
 *『FotR誤訳の数量把握』レポート

 上の数量把握より抜粋「【劇場版字幕の誤訳】FotR映画全体を合計すると、336行の誤訳が指摘された。映画全体で字幕は1483行である。ここから誤訳率を計算すると、誤訳行の出現率は22.7%である(誤訳数÷全字幕行数×100)。また、2時間50分30秒(10230秒)の映画中で、何秒に1回誤訳があったかを計算すると、30.4秒に1回の割合で誤訳が出現した(時間÷誤訳数)。……【DVD/VHS版字幕の修正】FotR全体では、128行のファンの希望に添った修正が入り、208行が誤訳のまま残り、141行のヘラルド独自の修正があった。DVD/VHS版字幕では、劇場版字幕の2割の行に手直しが入った。ファン指摘による誤訳率が約2割という数値を考えれば、それに相当する修正努力はあったと言える。ただしファンの希望に添った修正がなされたかどうかをみると、30〜45%のファンの希望に添った修正がなされた。」
 上の数量把握urlを、これまで字幕問題を記事に取り上げたマスコミ、ヘラルド、評論社に送りました。


TTT/RotKによい字幕を!署名とその前後のこと(2002/10-2003/04)

企画メインページ:署名板
送付した書類

 10/10に公開されたTTT予告字幕酷いので危機感が再び高まり、署名集めを企画した。把握している字幕抗議署名の四回目となる(cf.一回目は2001年春サックビル・バギンズ氏とりまとめヘラルド宛署名、二回目2001年春レイチェル氏とりまとめヘラルドとPJ宛署名、三回目は2001年夏この連絡室主催の『PJ監督に手紙を出そう』)。
 送付先は、ヘラルドとNL(NY,LA)とPJとする。

 脚本家フィリパさんに個人嘆願書を送り、9/26付で返事をもらった人がいて、製作陣に声が届いているのを確認できた。
 海外大手ファンサイトTORNでも日本字幕問題が2度引き続いて取り上げられたことから、問題が知られていることにも確信が持てた。
 これらを踏まえて、さらに、海外に動いてもらいたい、と企画。

 送付文は、できるだけ多くの署名を集められるように考えた。
 署名は、掲示板形式で行うこととした(掲示板形式:署名者が一言コメントを書けるようにする。既に書かれたコメントを随時見られる。)

 11月11日に開始し、30日までに150署名程度を得た。1-146の署名とコメントを印字してヘラルドへ12/2に送付(簡易書留で12/3配達を確認)。海外へは、英語担当者が随時コメントを訳していき、1-100の署名とコメントを12/6に送付した(EMSで確認した配達状況:LA12/9着、NY12/9着、NZ12/10着)。

 連絡室内作業ツリー 署名企画-1--2-/コメント英訳-1--2--3-/嘆願書英訳-1-/送付作業-1--2-

 署名はオープンにして引き続き受けつけている。12月17日200署名を越えた。

 12月10日、パリプレミアの場で、PJが字幕翻訳者を交代させたとTVNZに語った。その時の動画はこちらの「Rings film feted in Paris (02:11)」(RealPlayer)。これを紹介したTORN記事はこちら
 12月16日、有志がヘラルド社内に電話し字幕翻訳者交代の事実を確認しようとしたが電話を一方的に切られた。
 12月17日前後、有志がサンデー毎日から取材を受けた。
 12月20日、署名代表者はヘラルドからの12/19付の手紙を受け取った
 12月20日、映画秘宝vol.38の対談ページにPJ発言等が掲載された
 12月24日、サンデー毎日2003/1/5-12号(12/24発売)pp.33-35『「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕翻訳で大騒動 ハリウッドがあの戸田奈津子氏を解任!?』ジャーナリスト佐々木俊尚氏の記事が出た

 12/24、147番目から234番目までの87名の署名とコメントをヘラルド製作部宛に簡易書留速達で郵送した。上の情報群を受けての判断。→12月25日午前配達された

 12月25日夕、ヘラルド公式ページに字幕に関する発表が掲載された(注:発表文中の「9月」は正しくは「6月」)
 12月26日午後、上記内容に対するファンの抗議の書き込みが続き、公式掲示板が閉鎖された。
接続できたのは15時頃までだが、「11時頃システムダウンのため閉鎖」とされた。復旧まで2週間ほど、閲覧のみできる状態に。
 PJ発言後にヘラルドに公式発表がないことに業を煮やして問い合わせ手紙を送った人たちに、12月25日付で挨拶文程度の内容のテンプレ手紙が返された。
 12月27日、TORnにBad News from Japanというハーブさんメール+記者TEHANUコメントが掲載された。日本と世界の興行成績の差も紹介された
 12月28日、TORnにJapanese Translations Improving? という現行字幕擁護論+12/25ヘラルド発表の不完全な和訳が掲載された→有志がそれぞれ反論メールを送った。中には18名の連名メールもあった。
 この時期、同時進行でPJ(WETA), NLにメールやファックス、ポストカードで有志がそれぞれ現状を訴えた→WETAからメール返信があった
 1月8日、TORnにJapanese Subtitles: All is Not Well, say fansという擁護論反論記事(Tehanu)。
 1月8日、映画公式BBS再開(レイアウト更新等はなされないまま)。再び字幕問題の訴え書き込みがあふれる。中には、テレビ局に取材をお願いしたからオープンしたのだという指摘も。

1月10日、ヘラルド宛第3回目として235-386番までの152名の署名とコメントと1-386のコメント内容の集計を簡易書留で送付(1/14着)。NL/LA(1/13着), NL/NY, PJ/NZ宛第2回目として386番までの署名とコメントを送付(。封入物リスト, 添付手紙

 1月12日、The Japan TimesにRings fans put 'subtitles queen' to swordの記事掲載。quality paperがサンデー毎日の記事を取り上げた格好。

 1月17日、ゴンとハーブがTTT社内試写会に招待された。二人が確認したTTT字幕にFotR級の致命的大誤訳はなかったが、作品鑑賞をよりスムーズにし得ると思われる66行に関して、修正意見を文書で出した。

 1月20日、TORnに記事Japanese Fan Power Triumphs
 1月21日、鉄の足のダインさんも過去の署名とりまとめ者としてTTT社内試写会に招待された。字幕版で物語に浸れる、との満足度の高い評価。
 2月6日、関西ローカル毎日放送「ちちんぷいぷい」で字幕問題が取り上げられた。一部誤報道あり。詳しくは「マスコミ記事リスト」参照のこと。
 2月13日、公式発表更新(これまでのようなポップアップではなく、トップページ右下をクリックすると開く)。ミラー。2月15日、公式掲示板リニューアル(初心者・マニア・映画内容以外に板が分かれた)。
 2月15日先行ロードショー、2月22日ロードショー開始。15日までの試写会でも、既に字幕改善がなされ、関係者の熱意と誠意を信じることができた。以降、当サイトは抗議から、意見・感想を伝える方向へトーンを落とし、抗議後のフィードバックを届けることにした。2月14日で、「TTT/RotKによい字幕を」署名は打ち切り、2月17日「ご意見箱」としてリニューアルオープンした。
 2月21日、映画雑誌「プレミア」(2003/03/No.60)に6ページにわたる字幕特集。巻頭言(「読者の皆様へ」)にも字幕に対するプレミア誌の考えが表明された。
 3月10日、署名最終分(第5回387-426番の45名)と、ご意見箱の1-8番の8コメントをヘラルドに郵送。
 4月2日、ご意見箱書き込み終了。9-14の5コメントをヘラルドに郵送。ご意見箱ログ保存ページ
 4月14日、DVD/VHSに向けたTTT字幕具体的意見(資料棚pdfファイル参照)をヘラルドに郵送。


TTT試写会に行ったこと(2002/01/17)

ハーブ・ゴン共同声明部分

御報告
日本ヘラルドから1/14、ゴンとハーブに、「社内で行われる試写会に出席し、字幕についての意見を聞かせて欲しい」との連絡があり、1/17に行ってきました。鑑賞を終えての両者一致の見解は

「TTT本編の字幕は、第一部劇場字幕より格段に、さらに全体としてDVD修正字幕よりも上の水準で出来上がっている」ということです。

共同声明部分終わり

以下は個人的な事実の把握と印象のレポートです。

1/17試写会について ゴンによる事実認識(敬称略)
 1月17日のヘラルド社内試写会は13:30−16:30。ゴンはヘラルドに電話番号を渡していなかったため、ハーブ経由で出席の可否連絡が回った。
 試写会場ではメモ取りできるようにと、部屋最後部の、机とライトがある席が確保されていた。
 ハーブは前もって英語スクリプトなどスポイラー漬けになって予習しておき、ゴンはまっしろな状態で字幕を読んで字幕からストーリーを理解するという役割分担で臨んだ。
 その後、あらかじめ確保されていた会議室に移動した。
 ヘラルド側は二人。オフレコの資料を見せられ、現状の率直な説明を受けた。こちらからも意見と現状認識を伝えた。
 ヘラルド側が席を外し、ゴン達は字幕をプリントアウトしたものを借り、こちらで用意した英語スクリプトと、先ほど試写で取ったメモをつきあわせ、その場でディスカッションしながら修正意見を行ごとに出した(字幕は各行に番号を振って管理されている)。作業には3時間以上かかった。
 ゴン達の作業意図としては、これまでの字幕批判論議の傾向を踏まえた上で、原作読者としても、原作未読の読者としても、スムーズに鑑賞できるようにという視点からの修正意見を出した。また向こうが与えた前提として、「子供向けだからと難しい言葉を避けることはしない」という前提を受け入れた上での作業。
 作業が終わって帰る前、ゴンは10日―17日までの7日間に集まっていた40署名+コメントに手紙を添えたものを手渡した。個人手紙内容は、既にその日の話題ともした、ホームページの25日発表を早く更新してほしいという内容を具体的に書いたもの(資料棚のファイル参照)。
 21時頃退社。
 翌朝、清書した修正意見をファックスでハーブが送った。
 送った修正意見には、ForRでみられたような「作品を誤解させる致命的な誤訳」の指摘箇所はなかった。「鑑賞を阻害する可能性があるかもしれないと考えられる」箇所の指摘が66行あった。この修正意見は、田中氏に即座にファックスで送られ、判断を仰いでいる。
 なお、試写会に行く前は、コンタクトがあったということ自体オフレコで、こちらに予告できなかった。当日、試写会に行ったこと・TTT字幕のクオリティの印象・修正作業をしたこと等についてインターネットで報告する了承を得たため、今日(1/19)こうしてここに報告した。

1/17試写会について ゴン印象
 修正意見出しの作業に関しては、ヘラルドが、試写会会場でメモ取りできるようにと机とライトのある席を確保していた・その後は会議室と字幕の資料を提供してくれた・修正意見の処理方法を丁寧に説明してくれた・等、まじめに意見を聞こうという姿勢と誠意がはっきりと感じられた。
 これまで手紙のやりとりや公式発表の文面だけ見ていたときには、「もしや狡猾にファンを手玉に取り、知らんふりをきめこんでいるのではないか」と私には疑心があった。私のヘラルドへの信頼は、個人手紙と6月発表のあった夏前の段階で崩れ去っていた。しかし、実際に担当者と面談してみると、ファンを大事にしようと思っているにも関わらず、「悪気はないが伝達下手」な結果、感情の行き違いがあったり、事実認識が異なるまま成立しない会話をしていたりといった、コミュニケーションの問題に多くの部分が帰着すると思った。
 以下、そうした行き違いに関することの例。担当者談とゴン感想。

幻の9月発表
 <1/24訂正 以下は事実誤認でした。お詫びして訂正いたします。>
 <誤 ここから/>
 担当者は、9月に字幕に関するお知らせの原稿を書き、ホームページに載せるよう指示した。
 ホームページ作成は外注している。担当者はインターネットはわからないのでできない(ゴン感想 たぶんパソコンを使うこと自体が大仕事な人ではないか。)オンラインで指示が果たされたかどうか確認はしていない。
 12月発表に書いた「9月」は「6月」の間違いではない。
 (ゴン感想 技術的なミスなど、何らかの手違いで、出るはずだった9月発表が出なかったと考えられる。そのために、担当者とファンの間で、12月発表に至るまでの現状認識にかなりずれができてしまった。)</誤ここまで>
 <正 ここから/>
 9月とは6月の誤りでした。
 完全な私(ゴン)の聞き間違い・事実誤認です。お詫びして訂正いたします。</正 ここまで>

ゴンの考え
 こうした事実を、「やはりファンサービスがなってない」と考えるか、「努力はしてくれているのだな」と考えるか、評価は人によって違うと思う。
 私は、誠意に関して再び個人的には信頼を取り戻した。そこで、これまで批判をしてきたぶん、よいところもきちんと冷静に評価していきたいと思う(フェアに)。
 字幕改善運動では、ファンパワーを実感した。このファンパワーが、ネガティブな方向(怒りの表現)ではなく、もし、建設的な方向へこれから振り向けられることになったらどうだろうか、と思う。ファンの協力というのは、すごいポテンシャルを秘めていると思う。
 これまで、誤解が疑心を生むコミュニケーションの中にいた。今後は、ファンパワーをより生産的な方向に当てられればと思う。LOTRに関しても、映画字幕全般の向上に関しても。
 むろん、TTT字幕が完璧だとは言わない。それぞれに引っかかるところがあり、また議論が起きるかもしれない。しかし皆が一致して「大誤訳だ」という異常な事態にはならず、皆の意見がそれぞれ分かれるという、正常な状態での議論になると予想している。

---
TTT字幕に関する意見(部分)1/18朝にヘラルドにファックスで送ったもの

(前略)
私共は、あの映画を愛するファンとして、TTTにおける日本語字幕が第一部劇場字幕とは比較にならないほど良くなっており、改善されたDVD/VHS字幕と比較してもさらに良質のものに仕上がっているのを見ることが出来て、非常に嬉しく存じます。また、私共の意見を聞く姿勢を示して下さったことに、御社の誠意を見出す事が出来て、感謝と安堵を覚えるものです。
(中略)
よりよい字幕の為に、せっかくお与えくださいました機会を最大限に生かすべく、以下に「それでもやはりここが引っかかる・気になる」箇所、「字幕批判の的となる可能性が高い」箇所の指摘を致します。
できるかぎり、理由説明と代案提示につとめました。英語スクリプトを読み、聞き取りのできるファンと、英語は得意でないが評論社の訳本を愛読しているファン、その両者が意見一致で「直して欲しい」と感じた箇所です。田中明子先生にご一読・ご一考をいただけますならば、幸いこれに過ぎたるはございません。

・次ページ以降の指摘一覧は、次のような分類になっています。
・特に修正の必要性が高いもの(=批判回避の効果が高いもの)には、★を付けました。

A.観客を苛立たせ鑑賞を阻害する『中途停止』文
例「ここ、見覚えが…」←見覚えが「ある」のか「ない」のかわからない、この種の字幕は避けてもらいたい。ある程度までは許容できるが、一本の映画の中に、もとの脚本は「何がどうした」がきちんと語られているにもかかわらず、字幕では「何がどうした」が不明の箇所が合計十数カ所にも及ぶのは多過ぎると考える。このように観客に鑑賞を中断して思考を強要する『中途停止』字幕の安易な多用は考え直していただけるよう切に願う。
また、このような『中途停止』文は、誤訳ではないにもかかわらず最近の字幕批判では必ず筆頭に上がるものであるため、分類Aの分を修正するだけでも批判を回避する効果は多大。(したがって分類Aはほぼすべて★)

B.誤訳ではないが、字幕だけを見ていると誤解を招く可能性が高い表現
ただでさえ場面転換が多い第2部。ストーリー理解の支障となるような訳文は極力排除したい。第1部のように「字幕のせいで分かりにくかった」と思われないために、少なくとも★については修正が必須。

C.用語・表記上、改善が望ましいもの
難しい漢字・語彙の使用は、この作品ではある程度は避けられないが、その中で必然性が薄いと思われる箇所。また、原作未読者には説明が必要と思われるもの。例:ファンゴルンの森を、「魔の森」とするなど、年少者への配慮があると望ましいのではないかと思える箇所について、訂正ではなく、提案が主だが★については批判回避の意味でぜひ。

(以下66行にわたる具体的な指摘)
---

掲示板のアクセス数

 2002-2003, この掲示板は一日150-1000ページビューありました。数年たった今でも、数十ずつアクセスがあり、今初めて字幕問題を知った、という方が常にいらっしゃいます。字幕への地味なテキストだけのサイトですが、資料保存サイトとしての意味も見出しています。


会計

「TTT/RotKによい字幕を!」署名の時から、会計が発生しました。NL(NY/LA), PJ(NZ),ヘラルドの4箇所に、何度かに分けて分厚い書類を取り急ぎ送るため、郵送料も紙代等もかさんでくるので、有志の皆様からカンパをいただきました。充分にいただきましたので、それ以降も署名取りまとめ送付などにありがたく使わせていただきました。現在、残高は0、会計は閉めました。

2005/02/15/現在までの会計:
 収入 28,000円
 支出  28,000円
 残高      0円

   (1)01/16まで郵送費 小計12,160円
        12/02 ヘラルド簡易書留 550  
        12/06 NL/LA EMS       1200
               NL/NY EMS       1200
               PJ/NZ EMS       1200
        12/24  ヘラルド簡書速達 780
        01/10  NL/LA EMS       1500
               NL/NY EMS       1500
               PJ/NZ EMS       1500
        01/16  白い都郵送費  2180
        
  (2)01/16まで消耗品費 小計1,620円
    ゴンインクカートリッジ(概算)1000
    ゴンA4用紙(概算)300
        01/16 白い都レター紙@25×13枚   320

 (3)01/23 白い都よりWETAに雑誌付録TTT予告CD送付3000円
  雑誌代                420円
  郵送料               1680円
  レター用紙@25×6枚          150円
  普通紙印刷・コピー@5×150枚(概算) 750円

 (4)03-04 「TTT/RotKによい字幕を」御意見箱ぶん
  03/10郵送料(簡易書留)     510円
  04/02郵送料(普通)          80円

 (5)04/14 TTT字幕具体的指摘(DVDへ向けての意見)
  郵送料(簡易書留速達)      890円

 (6)12/18 TTT-SEE字幕「ご意見箱」(300g)郵送2220円
  劇場担当者宛て郵送料(簡易書留速達)      1110円
  ビデオ担当者宛て郵送料(簡易書留速達)    1110円

 (7)2004/04/12 RotK-DVD意見書(各210g)  1820円
  劇場担当者宛て郵送料(簡易書留速達)      860円
  ビデオ担当者宛て郵送料(簡易書留速達)    860円
  封筒(当初からここまで)         100円

      (4)-(7)の消耗品 小計1,300円
    ゴンインクカートリッジ(概算)1000
    ゴンA4用紙(概算)300

 (8)ヘラルド試写会交通費 3人×2往復(TTT,RotK) 計3560円
 (9)ファックス等通信費 840円

 カンパくださった皆様、どうもありがとうございました。
 国際郵送時など、資金面で不安なく動けたのは大きかったです。



3、資料棚


マスコミの字幕改善運動関連記事リスト

-2002年-
・サイゾー 5月号(4/18発売)
・週刊文春 5/16号(5/8発売)
・TV LIFE 5/25〜6/7号
・週刊ダイヤモンド 6/8号(6/3発売)
・サイゾー 7月号(6/18発売)
・DVD&ビデオVISION 7/21〜8/20号(2002年8月号)(7/21発売)
・DVDで〜た 2002年9月号
・The Daily Yomiuri 8/3
・日経MJ コラム「裏読み早読み」p.15 10/5
・映画秘宝 vol.?? 書評
・映画秘宝 vol.36 10/21発売 DVD情報
・映画秘宝 vol.38 12/20発売 ウェイン町山・ガース柳下の「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」の映画漫才(対談)ページ(PJ監督の「字幕翻訳者交代」発言と、映画字幕翻訳には詳細な注釈付き台本があること、字数制限・多忙だけでは説明がつかないことなど)

-2003年-
・サンデー毎日2003/1/5-12号(12/24発売)pp.33-35『「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕翻訳で大騒動 ハリウッドがあの戸田奈津子氏を解任!?』ジャーナリスト佐々木俊尚
・The Japan Times: Jan. 12, 2003, The Japan Times Online :Rings fans put 'subtitles queen' to sword : By GEOFF BOTTING - Sunday Mainichi (Jan. 5)
・2/6毎日放送番組「ちちんぷいぷい」(関西ローカル。午後放送。「主婦相手にわかりやすく」をモットーの番組) 関連ツリー
・プレミア日本版3月号(No.60)字幕特集 関連ツリー
・・・これ以降のLOTR以外も含む映画字幕記事はこちら

海外大手コミュニティのニュース記事:
TheOneRing.net:Boromir, no longer a liar.9/25/02, 4:26 pm EST - Tehanu

Tolkien-Movies.com:Boromir, no longer a liar.09/25/02

TheOneRing.net:10-25-02 Latest News Japan: Trailer Twisted in Translation Tehanu @ 12:06 am EST (追記 Japanese Subtitles....10/25/02, 11:43 am EST - Tehanu Ooops, forgot the URL to Herbalist's site, where you can see more of the mis-translations that are upsetting Japanese LOTR fans...[More]

Good News For Japanese Ringers!
Xoanon @ 12:58 pm EST(2002/12/12)

Ataahua writes: Peter Jackson has confirmed that the Japanese translations of TTT will be a lot better than they were for FOTR. PJ was interviewed by TVNZ before the TT premier in Paris, during which he commented that there had been a lot of complaints from Japanese fans about the quality of the dialogue translations for FOTR.

"They said that whoever did the translation obviously didn't know the subject and was making big mistakes, and they asked that this person not do the translations for The Two Towers - and that's what we've done. We've got someone else to do the Japanese translations this time around."

Bad News from Japan
Tehanu @ 3:42 pm EST

A while back we thought we'd made a difference - New Line got to hear about the substandard translations being done for the Japanese versions of the films, and Peter Jackson reportedly asked for that problem to be addressed. Whether it's a case of Japanese distributor saving face, or a misunderstanding, it seems that nothing is being done after all.

Japanse LOTR fan Herbalist writes, "We were so glad to hear PJ say, "We did change the person (to do the Japanese translation)" on TVNZ. But today the Japanese distributor, Nippon Herald Inc., OFFICIALLY made the announcement: they say that PJ never told them anything of the sort and that they do mean to keep the SAME TRANSLATOR Natsuko Toda.

"In her subtitles we had to see Frodo say to Boromir, "You are a liar!" and dozens of other terrible lines degrading your FotR! And she has never admitted her fault, on the contrary, she openly and repeatedly declares that she did not and would not read Tolkien's books!

"THE SHAMELESS TRANSLATOR STAYS IN SPITE OF WHAT PJ SAID ! Nippon Herald Inc. insists they have HEARD NOTHING FROM PJ!"

Herbalist goes on to say that she feels that FOTR suffered at the box office as a result, and offers the figures from BoxOffice Mojo as evidence - the numbers for FOTR seem pretty low.

TheOneRing.net:Japanese Translations Improving? Now, in Greece.....12/27 Tehanu

TheOneRing.net:Japanese Subtitles: All is Not Well, say fans.01/08 Tehanu

TheOneRing.net:Japanese Fan Power Triumphs 01/20 Tehanu

◆2002-2003 TORn字幕関連記事ミラーまとめ読み


関連住所リスト

<海外>
     ■New Line Cinema 
      1.宛名
       Mr.Robert K. Shaye and Mr.Michael Lynne
       Co-Chairman and Co-CEO
       New Line Cinema, Inc.

       Mr.Shaye と Mr.Lynne はニューライン・シネマの共同社長であり、映画LotRのエグゼクティ
       ブ・プロデューサーである。
       共同社長の英語の正式な肩書きは「Co-Chairman and Co-CEO」

       2.住所(ニューヨーク)
       888 7th Ave.
       New York, NY 10106 
       USA

       3.住所(ロサンゼルス)
       116 N. Robertson Blvd. Suite 200
       Los Angeles, CA 90048
       USA
       
       4.メールアドレス(代表)
      webmaster@newline.com

    ■監督  Mr.Peter Jackson
       c/o WINGNUT FILMS LTD
       T/A "JAMBOREE"
       P.O. BOX 15-208
       MIRAMAR
       WELLINGTON 6003
       NEW ZEALAND
       
       メールアドレス(WETA):digital@wetafx.co.nz, workshop-email@wetafx.co.nz
       WETA: tel + 64 4 380 9080 fax +64 4 380 9010
       参照記事

  ■脚本家 Ms. Philippa Boyens, Ms.Fran Walsh
       c/o WINGNUT FILMS LTD
       T/A "JAMBOREE"
       P.O. BOX 15-208
       MIRAMAR
       WELLINGTON 6003
       NEW ZEALAND
       PH:64 4)388-8388

 英文手紙を出す人に参考になるページ:
 ・PJ監督に手紙を出そう
 ・ゆうびんホームページ英文レターの書き方

<配給会社>
      ■日本ヘラルド
      〒104-8150
   東京都中央区銀座五丁目11番1号
   日本ヘラルド映画株式会社
   製作部/ビデオ部
      電話03-3248-製作1164/ビデオ1167
      fax 製作1176 / ビデオ1177

<協力者>
    ■評論社
       〒162-0815
       東京都新宿区筑土八幡町2−21
       株式会社評論社
       電話営業03-3260-9409
       FAX  03-3260-9408(6408)
       電話編集03-3260-9406
       
<字幕関連記事を載せたマスコミ>

■プレミア日本版
http://www.elle.co.jp/premiere/
premiere@htm.co.jp
105-0001東京都虎ノ門1-26-5虎ノ門17森ビル5F
株式会社アシェット婦人画報社
プレミア日本版編集部

■ちちんぷいぷい
http://mbs.jp/puipui/index2.html
番組窓口アドレス:puipui@mbs.jp 
大阪市北区茶屋町17−1
毎日放送「ちちんぷいぷい」
06−6359−1123 (内線3364)

■The Japan Times

Letters to the Editor: --> 
opinion@japantimes.co.jp
記事への感想・意見メール歓迎。
名前と住所(メールアドレスではなく、住所)
電話番号(職場か自宅)を添えて、300 words以内で。

Questions or comments about
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(こちらはもっと気軽なもののようで、特に上のような規定はありません)

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5-4, Shibaura 4-chome, Minato-ku, Tokyo 108-0023
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    ■サンデー毎日
   http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/sunday/ 
   t.sunday@mbx.mainichi.co.jp

  ■映画秘宝
   http://www.yosensha.co.jp/hihotop.html
   掲示板
   http://www.yosensha.co.jp/bbs.html
   メール
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     ■Daily Yomiuri
       http://www.yomiuri.co.jp/feedback/index.htm
       webmaster@yomiuri.co.jp
       読売新聞東京本社 「Daily Yomiuri」編集部
       〒100−8055 東京都千代田区大手町1−7−1

     ■DVD&ビデオVISION
       http://www.dvdvision.jp/
       http://www.dvdvision.jp/form.html
       日之出出版株式会社 『DVD&ビデオVISION』編集部
       〒104-8505 東京都中央区八丁堀4-6-5 TEL03-5543-1390

     ■DVD&ビデオでーた
       http://www.dvddata-mag.com/
       〒102-8077
       東京都千代田区富士見2-13-3 角川書店株式会社「DVD&ビデオでーた」編集部
       編集部03-3238-8407
       編集人 木島淳一
       編集長 寺見 実

     ■サイゾー
       http://www.ultracyzo.com/index.html
       info@ultracyzo.com

     ■週刊文春
       http://www.bunshun.co.jp/weekly/weekly.htm
       bunshun@ymail.plala.or.jp

     ■週刊ダイヤモンド
       http://www.diamond.co.jp/index.shtml
       info@diamond.co.jp

     ■野口悠紀雄
       http://www.noguchi.co.jp/
       http://www.noguchi.co.jp/else/feedback/



数量データ

・「指輪物語」は日本で、1970年の初版から映画公開まで約30年間に150万部、公開後1年で150万部が売れた。

2002/09/30/FotR誤訳の数量把握レポート(ゴン)-html--pdf-
 FotR劇場版字幕でファン達に指摘された誤訳(「不適切訳」含む)と、9月21日にレンタル開始されたDVD/VHS版字幕の修正箇所を、数量で把握する試み。
 上の数量把握より抜粋「【劇場版字幕の誤訳】FotR映画全体を合計すると、336行の誤訳が指摘された。映画全体で字幕は1483行である。ここから誤訳率を計算すると、誤訳行の出現率は22.7%である(誤訳数÷全字幕行数×100)。また、2時間50分30秒(10230秒)の映画中で、何秒に1回誤訳があったかを計算すると、30.4秒に1回の割合で誤訳が出現した(時間÷誤訳数)。……【DVD/VHS版字幕の修正】FotR全体では、128行のファンの希望に添った修正が入り、208行が誤訳のまま残り、141行のヘラルド独自の修正があった。DVD/VHS版字幕では、劇場版字幕の2割の行に手直しが入った。ファン指摘による誤訳率が約2割という数値を考えれば、それに相当する修正努力はあったと言える。ただしファンの希望に添った修正がなされたかどうかをみると、30〜45%のファンの希望に添った修正がなされた。」

FotR映画の日本と世界の興行収入の差(Box Office Mojo)

「TTT/RotKによい字幕を!」コメント内容の集計(ヘラルド宛添付)-html--pdf-

・2003/02/14上記署名受付終了。「TTT/RotKによい字幕を!」コメント内容の集計最終版

【3年間で、どれだけの署名とコメントが郵送されたか?】
  監督、製作会社宛ては、レイチェル氏から送られたものも含めて1550
  配給会社宛ては、サックビル氏から送られたものも含めて2131
   ※これはあくまでも、こちらで把握している、紙で郵送された署名の数値であって、個人手紙と、Eメールで送られたものを含めれば、もっと増えます。
  郵送ぶんだけでも、監督宛て約1600、配給会社宛て総数は、約2500くらいかと推測します。
  つまり、総計でのべ4000人の署名とコメントが郵送されました


作成した書類

嘆願文や署名者のコメントを読むと、「何が問題だったか」「何に皆は怒り、嘆いていたか」が生々しく伝わってきます。ぜひ一読を(全部は激しく膨大ですが)。

『PJ監督に手紙を出そう!』で送付した書類
2002/08/20/PJ監督への嘆願書(161署名付)-html--pdf--MSword--txt-
 「PJ監督へ手紙を出そう」連名とりまとめ

『TTT/RotKによい字幕を! 署名』で送付した書類
2002/12/01/ヘラルドへの手紙・送付資料(147署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第1回署名とりまとめ
(1)要望文
(2)実名署名とメールアドレス、コメント 1-146

2002/12/06/NL(LA)宛郵送物(100署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第1回署名とりまとめ
(1)要望文
(2)署名+英訳コメント表紙(3コメントピックアップ)
(3)署名+英訳コメントNo.1-100

2002/12/06/PJ宛郵送物(100署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第1回署名とりまとめ
(1)要望文
(2)署名+英訳コメント表紙(3コメントピックアップ)
(3)署名+英訳コメントNo.1-100

2002/12/24/ヘラルドへの手紙・送付資料(87署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第2回署名とりまとめ
(1)手紙
(2)要望文
(3)147-234番目までの87名の実名署名とメールアドレス、コメント

2003/01/10/NL(NY)宛郵送物(368署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第2回署名とりまとめ
(1)封入物一覧
(2)手紙
(3)要望文(2002/12/06送付嘆願文と同じ)
(4)ピックアップ45コメント(101-386より選択し英訳)
(5)386署名+コメント日本語

2003/01/10/PJ宛郵送物(368署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第2回署名とりまとめ
(2)手紙のみ。後は上と同じ

2003/01/10/ヘラルドへの手紙・送付資料(152署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第3回署名とりまとめ
(1)手紙 (コメント数量分析つき)
(2)コメント内容の集計(1-386)
(3)要望文
(4)235-386番目までの152名の実名署名とメールアドレス、コメント

2003/01/17/ヘラルドに渡した資料(40署名付)-html--pdf-
「TTT/RotKによい字幕を!」第4回署名とりまとめ
(1)手紙
(2)要望文
(3)387-426番目までの40名の実名署名とメールアドレス、コメント

2003/03/10/ヘラルドへ郵送(45署名付)(8意見付)
「TTT/RotKによい字幕を!」第5回署名とりまとめ 426-471番の45署名コメント付 -html-
「TTT/RotKによい字幕を!」第1回ご意見箱とりまとめ 1-8番の8コメント付 -html-

『TTT/RotKによい字幕を! ご意見箱』で送付した書類
2003/04/03/ヘラルドへ郵送(6意見付)
「TTT/RotKによい字幕を!」御意見箱 -html-

2003/04/14/ヘラルドへ郵送(12連名付)
DVD/VHSに向けたTTT字幕具体的意見 -pdf-

『TTT-SEEご意見箱』で送付した書類
2003/12/18/ヘラルド劇場担当者宛・ビデオ担当者宛に郵送
手紙文(ゴン・ハーブ・ダイン連名) -pdf-
TTT-SEE字幕に関する53名の意見 -pdf-
TTT-SEE字幕に関する具体的指摘リスト(ハーブ・ダイン・ゴン作成) -pdf-
2004/01/06/ヘラルドに直参・劇場担当者にビデオ担当者のぶんも2部まとめて手渡し
手紙文(ゴン・ハーブ・ダイン連名) -pdf-
TTT-SEE字幕に関する10名の意見 -pdf-

RotK-DVD意見書として送付した書類
2004/04/12/ヘラルド劇場担当者宛・ビデオ担当者宛に郵送
1)前置き手紙文(51連名と個別コメント付) -html- -pdf-
2)修正要望その1〜形式的問題点 -html- -pdf-
3)修正要望その2〜各論 -html- -pdf-

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